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初雪

最近また寒くなったと思ったら、今朝は今年最初の雪。
あっという間に窓の外の風景が白くなっていく。なんだかうれしくて外に出た。だけども昼になると空も晴れて雪は跡形もなく消えた。。

午後は知り合いの日本人の方がアトリエに遊びに来てくれた。差し入れの美味しいご飯をよばれながらパリフォトやベルサイユの村上隆展などの土産話を聞かせていただいた。世界はまだまだ広い。僕が見た場所は地球上では砂粒よりも小さい。宇宙の中だと目にも見えない。


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by yasutakeiwana | 2010-11-28 06:03

山の灯/青い絵


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by yasutakeiwana | 2010-11-26 00:10

冬枯れの公園

昨日はアカデミーに作品たくさん持って行ったんだけど、アンツィンガーは最近忙しいみたいで来なかった。まぁこっちは日本の美大と違って「アートを教えてもらう」というよりか「自分で突き進む」って感じなのでその方が僕には合ってると思う。

帰りにアカデミーのそばの公園を散歩した。枯れた木や落ちた葉っぱや足下の小さな花にたくさん触れた。冬枯れの人気のない公園から街を眺めてのんびりしていた。

最近制作の方は好調だ。ドイツで過ごす時間や日本にはない素材が作品を良い加減に変えてくれている。それが良いか悪いかは今はわからないけど、たくさん絵が描ける毎日に嘘はないと思う。



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by yasutakeiwana | 2010-11-24 01:13

物語

久しぶりに物語を描きはじめた。
実は中学の頃、初めに創作をはじめたのは物語や詩だった。そこから自然に絵が出て来て気づいたら絵描きになっていた。僕はデッサンや下描きをせずに制作するので、絵を描く上でも言葉というのはすごく大切な手がかりになる。
日本にいた頃も地元の山の中で絵と一緒にそのとき感じたものを言葉に書きためていた。そして現在、こんな異国で制作していたら新しい出会いや今まで気づいていなかった大切なもの、思い出も毎日たくさん感じる。そういったものが絵になったり言葉になったりお話になったり、、表現というのは本当に無限に広がって繋がっていくんだなぁって思う。

ちなみに14才のときに書いた詩が今も村の学校に飾られている。ちょっと恥ずかしいので帰国したときはこっそり持ち帰りたい笑。



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by yasutakeiwana | 2010-11-22 00:06

コンツァート

木曜日は街の古いギャラリーでアカデミーの学生たちのイベントがあった。このギャラリーはヨゼフ・ボイスを育てたギャラリーとして有名でこのイベントも学生たちがボイスのトレードマークの帽子のオマージュ作品を発表してた。

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大トリはヒロさんとシンゲンさんのライブ。2人にはこっちに来てからいろいろお世話になってるんだけど今回やっと生演奏が聴けた。いや、ほんと素敵な演奏だった。

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昨夜はうちのアトリエのギャラリーでもライブ。ギタリストの日本人の人とは昨年僕がアカデミーの面接を受けに来たときに、知り合いのパーテイーで会っていた。世間はほんと狭い。参加予定だった映像作家の人が入院したらしく急遽ヴォルフガングが映像作品を流して後ろで舞踏を踊っていた。

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by yasutakeiwana | 2010-11-20 18:26

半年と1年

今日はなんとドイツ生活半年目とアカデミーの面接を受けに初めてドイツに来た日。あれからもう1年か。

海外で制作するのは中学の頃からの夢だったんだけど、海外旅行もしたことないのにいきなりデュッセルドルフ芸術アカデミーに行きたくなって、絵だけ持ってひとりでドイツに行くことにした。でもいざ来てみたらトラブルも結構あって、言葉も全然通じなくて、よくライン河岸のベンチでため息付きながらドローイング描いていた。その横でホームレスのおっちゃんが自分でスケッチを売ってたなぁ。あの絵すごくよかった。

いろいろあったけど、なんだかんだで最後はアンツィンガーがクラスに入れてくれて、タルアールが「お前にはたしかな芸術家の才能があるよ」って言ってくれてなんかほんと嬉しかった。それで5月からいよいよドイツ生活が始まって、アトリエも紹介してもらって、毎日しっかり作品が作れて、展覧会にも呼んでもらって、やっぱりこっちで生活していると旅行で来たときとはまた違う発見や出会いがたくさんある。このままのんびりしっかり行きたい。


最近ドイツ語の宿題で「子供の頃になりたかった職業は?」というのがあった。
Ich wollte Kunstler werden,weil ich jeden tag viel Bilder malern kann.(僕は芸術家になろうと思った。毎日たくさん絵が描けるから)



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by yasutakeiwana | 2010-11-18 10:31

森の犬

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by yasutakeiwana | 2010-11-17 01:51

のろま

わけもなく毎日があっという間に過ぎて行く。
毎日小さな言葉をひとつ覚えては、小さな古い言葉をひとつ失ってる気がする。

久しぶりに大きめの絵を描きはじめた。
描いては消して、描いては消してるうちに紅い色が一面に広がった。人もなく、獣もなく、樹もない静かで不器用な絵。毎晩紅い絵具を少しずつ塗り重ねていく。完成もなく、もしかしたら人目に付くこともないかも知れない。それでも毎日色を塗っていく。空のような絵になってくれたらそれは嬉しい。



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by yasutakeiwana | 2010-11-13 04:57

笑わないお地蔵さん

日本の実家の裏に2体の小さなお地蔵さんがある。
うちの一家が村にやって来るずっと前からそこにあるであろうこのお地蔵さんは長い間、伊賀盆地の厳しい気候に打たれたのか顔の表情もあまりない。

聞いた話によると昔村で子供が亡くなると村人たちは地蔵を作り、お地蔵さんのいる場所を人家と「あの世」との境界線の目印にしたらしい。

うちのお地蔵さんがそうだったのかはわからないけど、子供の頃家の裏には大きな栗の木があった。そこは昼間でも薄暗い茂みが広がっていてたまに山から獣が降りてきた。

今では栗の木も枯れて土地もならされてしまったけど、子供の頃あの場所には何か近寄れない深い闇があってその前にはあの小さなお地蔵さんがいつも立っていた。陽のあたるようになった今、お地蔵さんの横で近所の猫がたまに昼寝をしてる。



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by yasutakeiwana | 2010-11-09 06:29

絵をつなぐ

ドイツに来てからたくさん絵を描いた。
まだ描き足りないけど、絵も変わってその理由も考えないで毎日絵を描いてきた。
昨日日本から届いた一通のメールを読んで、こっちに来て自分は何に出会って何を作ろうとしているのか少しわかったような気がした。

〈生暖かい身体や冷たい闇の水〉をどれだけ僕は形にしていけるのか。



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ウェブサイトにて作品画像を更新しました。http://yasutakeiwana.nukenin.jp/
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by yasutakeiwana | 2010-11-05 23:40